なんとなく

聴いてる音楽とか

20131118 青葉市子(0%)LIVE TOUR 2013@拾得

京都の拾得、青葉さんは終始「じゅっとく」と言っていたが、正しくは「じっとく」。正式名は「coffee House拾得」のようで、ドリンクメニューも豊富だった。暗くてあまり分からなかったけれど、倉?のような独特なつくり。調べてみると酒蔵だったようで、通りで椅子が樽だったわけか。
前回のツアー@磔磔でもドリンク混んでたけどここでも…。早めに行かなかったので開演後にドリンクが届けられた。今回ソールドアウトしたので、メジャーの影響かと思っていたら、店内には大きな丸机などが置かれていてキャパが小さい模様。


ドリンクの注文から席に戻るとすでに青葉さんが座っている。特にきっかけはなく開演。「0」リリースツアーなので、新譜中心のセットリスト。「Mars 2027」は「IMPERIAL SMOKE TOWN」の続編ということで、やはり今回も2曲セットで演奏していた。
「自転車の後ろに乗ったことはありますか。定食屋に行ったことはありますか。」という問いかけをしてから始まったのは「四月の支度」。今年の3月頃、青葉さんが23歳になってすぐ作った曲らしい。
機械仕掛乃宇宙」のカバーは何度か映像で観たものの、ライブで聴くのは初めてだったり。なにかのインタビューでも言っていたけれど、山田庵巳さんの原曲の方が変化し続けているので、このカバーは2007年頃のものらしい。原曲の良さはもちろんのこと、曲を自分のものにできてるような演奏。12分以上あるのに全然長く感じない。同じく山田庵巳さんのカバー曲「はるなつあきふゆ」なんかは初めて聴いた時、オリジナルかと思った。他のアーティストのカバーを音源化してきたにもかかわらず、今回遂に師匠という山田庵巳さんのカバーを収録したのは、今の自分なら大丈夫だということだろうか。「機械仕掛乃宇宙」は特に青葉市子の原点という感じがする。この曲構成、SF的な物語の世界観は「Mars 2027」や「IMPERIAL SMOKE TOWN」に顕著に現れてると思うし。「0」っていうのはそういう意味もあるのかな。
「いりぐちでぐち」はトンネルで録音したからか、屋内の明かりをほとんど消しての演奏。途中からステージ横のスタンドも消して真っ暗に。蝙蝠の鳴き声が流れていてまさにトンネルだった。「オカルトのライブみたいになってしまった」と。
本編終わった時点で9時前。すぐに再び出てきて、「9時で音止めなんだって。」と言いつつも2曲やってくれた。フィッシュマンズのカバーと「ひかりのふるさと」。最後は何故か前傾になってギターについているマイクで歌っていた。
1時間半で12曲。もっと他の曲もライブで聴きたいのでリリース関係ないライブにも行きたいところ。



1.レースのむこう
2.いきのこり●ぼくら
3.i am POD (0%)
4.IMPERIAL SMOKE TOWN
5.Mars 2027
6.四月の支度
7.うたのけはい
8.機械仕掛乃宇宙
9.いりぐちでぐち
10.はるなつあきふゆ

-encore-
1.頼りない天使(フィッシュマンズカバー)
2.ひかりのふるさと